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ニートからプログラマー就職は簡単ではない。しかし希望もある。

不安で押し潰されそう

このままだとまずい。将来に向けて何か始めないと…仕事探しから始めようか。

そんな人は多いのではないでしょうか。

私はフリーランスエンジニアとして働く傍ら就職支援もしています。その中で就労経験のない人の相談に乗ることも度々あります。

私の大学時代の専攻が引きこもりやニートの就労研究だったんですね。

内閣府の『青少年の社会的自立に関する意識調査』によると、学校を卒業後に正社員として就職しなかった人で正社員の仕事に就けた人は30歳近くなっても1割に満たないと判明しています。

これを聞いてショックを受ける人もいるかもしれません。

企業は既卒に対しては職務経歴のある人を採用を好む傾向が強いです。

丸腰で就活をしても厳しい現実が待っています。

プログラマー転職にしても同様でノースキルでプログラマーに就職しようとしてもまず受かりません。履歴書すら見てもらえないです。

そういった意味でプログラマー就職は決して簡単ではないのです。

プログラマー就職するのであれば一定のプログラミングスキルという武器を先に獲得するのが必須です。ここは怠ってはなりません。

プログラミングスキルを身に着けておくことで就活に成功する確率は飛躍的に高まります。プログラミングスキルは特に他のスキルと比べてスキルの証明がしやすいからです。

たとえば実際に開発したWebアプリを見せれば「プログラミング言語のPHPでWebアプリを開発できます」とスキルの証明はバッチリです。

企業側にしても
「しっかりPHPでWebアプリ開発できる様だし職務経歴なくても採用します」
そう判断する企業も結構多いんですよね。

本記事ではニートからプログラマー就職を成功させるための方法について解説しますね。

目次

ニートからプログラマー就職できる理由

ニートからプログラマー就職できる最大の理由は

プログラマーが全く足りていないから」です。

現在、IT業界は圧倒的な人材不足でプログラマーに関しても同様に不足しています。

今後、ベテランプログラマーは退職しどんどん減っていきます。一方で少子高齢化で若年層のプログラマーの供給は先細っていきます。

しかし、プログラマー含むIT人材を求める企業は増加し続けています。

「経済産業省」資料

経済産業省の調査では2030年になると最大で約79万人ほどIT人材の不足が拡大すると推定されています。


引用元「 転職求人倍率レポート(2020年11月

人材不足は労働市場の動向にも顕著に表れていて、人材会社のDodaが発表した求人倍率だとIT・通信部門の求人倍率はなんと5.22倍です。

異常な高さです。半端ない売り手市場。

実際、就職支援をしているわたしの元にも企業からひっきりなしに「良いプログラマーいない?」と連絡が来ます。

企業はプログラマーを採用するためにソーシャルメディアから直接コンタクトを取ったり、自社の社員に友人や知人のプログラマーを紹介してもらうリファラル採用に力を入れたり、あの手この手で採用しようと尽力しています。

しかしそれでも採用に難航している企業は多いです。それくらい企業のプログラマー採用は難しくなっているのです。

そもそも実務経験のあるプログラマーは既に他の企業に取られているケースがほとんどです。
それゆえ「実務未経験でもプログラマーとして活躍するポテンシャルが高そう人なら採用する」という姿勢の企業も多いです。

その活躍するポテンシャル高そうと判断する際の基準はすでに一定のプログラミングスキルを身に着けていることなんですよね。

ニートからプログラマー就職するのは簡単ではないのものの一定のプログラミングスキルを身に着けておくと就職成功率は相当に高まります。

特にプログラマーは前述したように職務経歴よりも「実際に何ができるのか」スキルを見られる職種です。

ニートから就職するのに適している職種なのです。

ニートからプログラマー就職する最大のメリット

ニートからプログラマー就職する最大のメリットは

一度スキルがつけば仕事に困らないから

これに尽きます。

少なくともあと10年、いや20年はプログラマーとして仕事に困ることはないです。

他の職業と比較して極めて将来性の高い仕事です。

エンタテイメントから不動産、農業などすべての業界においてITをビジネスモデルの中心に据えた企業が業績を伸ばしています。

たとえばですがあのトラクターを製造してる建機メーカーのコマツにしてももはやIT企業ですからね。

鉱山現場向けに無人のダンプトラック運行システム「AHS」を構築したり、自動化を推進。グローバルに見ても建機メーカーの中で一人勝ちしています。

このシステムを構築するのが誰かというと「プログラマー」です。

プログラマー抜きにして企業のビジネスは成立しなくなっており経験を積んだプログラマーは引っ張りだこ状態。
フリーランスになると年収1000万円も射程圏内に入ります。

参考までにフリーランス向け案件紹介サイトのレバテックフリーランスで案件を確認してみましょう。

レバテックフリーランス


案件の月の平均単価は79万円です。年収換算すれば約950万円となります。これが平均です。

ニートから目指せる他の職種は将来性が微妙

ニートから目指せる職種はプログラマー以外にもあります。

たとえばニートから転職している人が多いのが以下の職種ですね。

・コールセンター
・営業
・携帯ショップの店員
・配送ドライバー
・飲食店の店員
・工場のライン担当
・工事現場の作業員
・倉庫作業員

これらの職種は短期的に稼ぐことを考えると悪くない仕事ですが将来性を考えるとあまりおすすめはできないです。

将来的には自動化と人員削減が確実に進みます。

・コールセンター
⇒自動音声
・営業
⇒自動化
・携帯ショップの店員
⇒自動化、ネット契約
・配送ドライバー
⇒自動運転
・飲食店の店員
⇒接客の自動化
・工場のライン担当
⇒ロボットで自動化
・工事現場の作業員
⇒ロボットで自動化
・倉庫作業員
⇒ロボットで自動化

余談ですがAmazonの工場で自動化進めてる工場なんてもはや人が誰もいない状態です。ロボットだけ縦横無尽に工場内を忙しく動いてる感じです。

もちろん、どの仕事であっても人が担当する部分は残ります。最終的なチェックに関しては人が担当し続けるでしょう。

しかし大半の業務、それも単純作業は自動化されていきます。すると単純作業をしていた人は必要とされなくなります。当然の帰結ですね。

そして、その業務を自動化していく仕事というのがプログラマーなのです。

しかし、プログラミング習得は割とハードル高いです

ここまでプログラマー就職のメリットばかり言ってきました。

ただし冒頭で前述したように現状のプログラマー就職においてプログラミングスキル習得は必須です。

このプログラミングスキルの習得が割とハードル高めです。

無茶苦茶難しいわけではないですが簡単なわけでもありません。独学でプログラミングを習得できる人は全体の10%もいないでしょう。

実際、私自身も25歳の時にプログラミング学習を独学で始めました。しかしあっけなく挫折。

その後プログラミングスクールを受講してプログラミングを習得しました。

誤解のない様言っておくとプログラミング自体は難しくないです。プログラミング学習は英語の様な語学を学習する感覚に近いです。

基礎学力さえあれば問題ないでしょう。

それよりも「何をどのように学習すれば良いのかがいまいち分からず挫折しやすい」のです。

たとえて言うとプログラミング独学はゴールの見えないマラソンを走るのに近い感じ。

自分が今どこを走っているのかも分からず、いつゴールにたどり着くのかも分からない。この状態で人は努力し続けられません。

一方で今どこを走っているのかが分かり、ゴールが見えていると走り続けられる、努力することが可能です。

プログラミング習得に挫折しないためにもプログラミングスクールを利用するのおすすめです。

スクールの講師が学習計画を策定し進捗管理をしてくれ、何をどのように学習すれば良いのかが分かるゆえ挫折しにくいです。

おすすめのスクールを紹介しておきますね。

プログラミングという武器を手にしてニートから脱出

「自分にプログラミング習得できるかな…」

プログラマー転職に限りませんが最初の一歩を踏み出すのがが最も難しいです。これはいわゆるメンタルブロック、つまり心理的抵抗です。

人間の性質として現状維持を好むところがありますから、無理だと自分に言い聞かせる言い訳をついつい探してしまうのです。

でも考えていただきたいのが別にプログラマー就職を目指すことそのもののリスクはほとんどないということです。

プログラミングを学んだら学んだで、その学びは決して無駄になりません。将来にも活きてきます。

迷わす一歩を踏み出しましょう。

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